医療用ハイフとは何か?仕組みやエステ用機器との違いを詳しく解説

お顔のたるみやフェイスラインの緩みを改善したいと考えたとき、候補に挙がるのがハイフ(HIFU)です。しかし、広告を見ていると「医療用ハイフ」という言葉が並んでおり、どのようなものか気になりますよね。

2024年以降、非医療機関でのハイフ施術については行政による規制が厳格化されました。お体の安全を守りながら納得のいく結果を得るためには、医療用ハイフの性質を正しく理解することが大切です。

本記事では、医療用ハイフの仕組みやエステ用機器との違い、受ける前に知っておきたいリスクについて詳しく解説します。

目次

医療用ハイフの定義と基本的な仕組みについて

医療用ハイフとは、高密度焦点式超音波を用いて皮膚の深層に熱エネルギーを届ける医療行為のことです。最大の特徴は、医師の管理下でのみ使用が許されている高出力のエネルギーを取り扱う点にあります。

超音波を一点に集中させて高温の熱を発生させるため、解剖学を熟知した医療従事者が施術を担当することが法律で定められています。

  • 超音波を一点に集中させて高い熱エネルギーを発生させる
  • 狙った深さの組織にピンポイントで熱ダメージを与える
  • 熱による組織の収縮と修復のプロセスを利用する

医療用ハイフとエステ用ハイフの具体的な違いを比較

医療用ハイフと非医療用のハイフ(参考)の違いを、重要な項目ごとに確認してみましょう。ご自身が受ける施術がどちらに該当するか、事前に把握することが大切です。

比較項目医療用ハイフ非医療用機器
施術の主体医師または看護師非医療従事者
エネルギー出力高出力での照射が可能出力が低く制限される
万が一の対応医師が即座に処置を行う医療的対応ができない

医療用ハイフは、お一人おひとりの皮膚の厚さや脂肪の量に合わせて出力を細かく調整します。安全性を考慮しながら効率的な変化を追求できるのが、医療用ならではの強みと言えるでしょう。

医療用ハイフが肌の深層へアプローチする理由

医療用ハイフがこれまでの美肌治療と大きく異なるのは、アプローチできる深さです。従来のマシンでは届かなかった「SMAS(スマス)筋膜」という層に熱を届けることが可能です。

SMAS筋膜はお肌の土台となる組織であり、ここが緩むことでお顔全体のたるみにつながります。医療用ハイフはこの筋膜を熱で収縮させることで、お肌の土台からの引き締めを目指すものです。

熱刺激を受けた組織が修復される過程で、コラーゲンやエラスチンの生成が促されます。これにより、お肌のハリや弾力が高まる変化も期待されています。

医療用ハイフを受ける前に知っておきたい副作用や注意点

医療用ハイフは優れた技術ですが、副作用やリスクがゼロではありません。これらを事前に正しく知っておくことが、トラブルを防ぐための第一歩となります。

照射時にはお顔の奥に響くような痛みを感じることがあります。また、施術後には一時的に赤みや腫れが生じることもありますが、多くの場合、数日から1週間程度で落ち着くことが一般的です。

  • 施術中に骨へ響くような痛みを感じる可能性がある
  • 稀に神経損傷によるしびれが起こるリスクがある
  • 照射後の乾燥や赤みが数日続く場合がある

稀に神経に沿った痛みやしびれ、火傷のような症状が出るリスクも否定できません。異常を感じた際に、すぐに医師の診察が受けられる体制であるかを確認しておくことが推奨されます。

安全性の高い医療用ハイフを受けるためのクリニック選び

信頼できる医療機関で施術を受けるために、事前の確認をおすすめします。特に、担当する医師が十分な説明を行っているかは、大切な判断基準となります。

無理な勧誘がないか、リスクについても誠実に説明があるかを見極めてください。お薬の処方を含め、お体の様子に合わせた対応ができるのはクリニックならではの利点です。

  • 医師による事前の診察が丁寧に行われているか確認する
  • 使用する機器の認可状況や特徴を確認する
  • 副作用が起きた際の保証制度や対応を確認する

なお、ハイフ治療は全額自己負担の自由診療となります。国内未承認の機器を使用する場合があることも理解した上で、納得してから治療を受けるようにしましょう。

よくある質問

Q. 医療用ハイフはどのくらいの頻度で受けるのが良いですか?

A. 一般的には半年から1年に1回程度のペースで継続される方が多いです。お肌の状態や希望する変化の度合いによって最適な間隔は異なるため、医師と相談して決めるのが望ましいでしょう。

Q. 施術を受けられないケースはありますか?

A. 妊娠中の方や、お顔に金属プレートが入っている方、特定の持病がある方は受けられない場合があります。お体の様子や既往歴については、必ず事前に申告してください。

Q. 痛みにはどのような対策がありますか?

A. 医療機関では、出力を調整したり、必要に応じて麻酔を使用したりすることが可能です。痛みが不安な場合は、カウンセリング時に相談してみることをおすすめします。

医療用ハイフとは医師の管理下で深い層へ照射する医療行為である

医療用ハイフは、医師の診察のもと、適切な出力でお肌の深層にアプローチする高度なたるみ治療です。エステ等の非医療機関での施術とは、安全性においても期待できる変化においても一線を画すものです。

最後に、医療用ハイフについてのポイントを整理します。

  • 医療用ハイフは高出力でSMAS筋膜までアプローチできる医療行為です
  • 安全に受けるためには医師の診断と解剖学的な知識に基づいた施術が欠かせません
  • 副作用のリスクを正しく理解し信頼できる医療機関を選ぶことが大切です

お顔のたるみでお悩みの方は、まずは当クリニックの診察にて、お肌の状態を確認することから始めてみませんか。当院では、お一人おひとりに最適なプランを提案し、安全に配慮した施術を提供いたします。

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